結婚式にいくらかかる?費用内訳を完全公開!料理や装花などについて詳しく解説

結婚式でよく言われるのが、1番最初に出してもらった見積もりから跳ね上がるということ。
何にいくら掛かるかの相場を知っておくと防げます。

結婚式にかかる費用には
色々なものがあるけど
どんなものがどれだけかかるか
イメージできない…

目次

結婚式の合計費用

結婚式は総額で300万円~500万円かかるものです。結婚式にかかる費用もさることながら、二人で同棲を始めるにあたってかかる住居などの同棲にかかる費用新婚旅行の費用も同じような時期にかかってくるので、自分達の経済力と貯金や生活水準とをしっかりと検討しながら、無理のないように慎重に進める必要があります。

私たちは結婚式468万円かかった!
今回はこの内訳や詳細
解説するよ!
ちなみに会場は
ガーデンオリエンタル大阪
人数は47人だったよ。

なお、結婚式にはご祝儀がもらえたり、両親からお祝い金をもらえることも多いですが、これはあくまであてにせず自分達の範囲内で考えるようにしましょう。

ザ・ガーデンオリエンタル大阪についてはこちら

私たちの式にかかった費用の内訳

一体何にどれくらい
かかっているのか…

おそらく結婚式の準備を始めたばかり、もしくはまだ始めていない人たちはそもそもどのようなことにお金がかかってくるのかピンと来ないでしょう。

ここでは項目別に紹介していきます。

節約ポイントなども紹介するので、自分達ならこうしようと考えながら進めよう

料理関係

料理は披露宴でゲストにもてなす料理とウェディングケーキになります。

コース料理の費用

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

料理大人コース一人当たり:21,000円  
             アミューズ、冷前菜4種、温前菜、魚料理、肉料理、米、デザート
料理子供コース一人当たり:5,000円   

相場よりは高いと思う
相場は1万~1.5万円くらいだよ)。
ゲストに式後に感想を聞いたら、量が多かったみたいで女の子は食べきれなかったり間に合わなかったりした子が多かった。
費用の違いって料理数にも表れるから、
もしかしたら2万超えのコースにしなくてもよかったのかなと思う。
でも、後悔はしていないよ。

料理は見積もりが高くなる原因の1つです。
一方でゲストの方々の結婚式の印象としてかなり大きな部分を占めるものになるため、
あまり妥協したくないところでもあります。

フェアやイベントに参加すると無料で試食できることも多いので、事前に自分達で確認はするようにしましょう。会場によってはシェフと直接相談してコース内容を決めるということもあります。

式場で見積もりを作ってもらうときは、「上から◯番目のランクで見積もりを作ってください」と具体的な言い方をするのがおすすめ。
私は「多くの方が頼むランクにしてください」と言ったけど、1番安いランクで見積もりは作られていて本当かなって感じだった。

アミューズとは
披露宴で乾杯する前に、ゲストに運ばれる料理。
前菜のようなイメージで。
新郎新婦入場前の緊張した雰囲気を和らげて、
新郎新婦の入場や次の料理を楽しみにしてもらう役割である。

またドリンクは基本的にプラン内のフリードリンクで、オプションでフリードリンク以外からも選べるという式場が多いです。どういうこと?となった方もいると思うので実例を…。

私達はドリンクプランの中で1番安いプランにしたんだけど、
フリーで選べるのは
オレンジジュース・ジンジャーエール・烏龍茶・コーヒー・紅茶・ビール・ワインで
それ以外はオプション(追加費用要)でした。
ドリンクプランの1番高いものだと、私達が選んだプランより2500円高かったです。

私達のときは、
特にプラン外の飲み物を注文した人はいなかったんだけど、
それはそもそも
プラン以外のドリンクがあるとはお伝えしなかったから!
お陰で節約になったと思います。
ドリンクはお酒を飲む方ならメニュー数が少ないと
気になるとは思うのですが、
式でベロベロに酔っ払われても困るので、
ちょっと少ないくらいでも個人的にはいいのかなと思います。

また、会場によってはコース料理ではなくビュッフェ形式の場合もあります。
どのような食事形式が二人のイメージに合うかしっかり相談することと、両親にも確認してもらうとよいでしょう。

ウェディングケーキの費用

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

61,000円 内訳1,300円×47人 イミテーションケーキ
ゲストにはパウンドケーキが配られました。
イミテーションケーキ・パウンドケーキ込でこの値段です。

イミテーションって何?となった方もいらっしゃるかもしれませんね。
ウェディングケーキは、オール生ケーキかイミテーションケーキの2種類の作り方があります。

オール生ケーキイミテーションケーキ
イミテーションケーキと異なり、
全て食べられるケーキで作られる。
ゲストも一緒に食べることができる。
イミテーションとは、模倣という意味。
発泡スチロール等を上手く使い、
まるで全部食べられるようなケーキに仕上げる。
本物のケーキではできないような高さやデザインも可能。
ファーストバイトする部分は本物のケーキになっている。
オール生ケーキとイミテーションケーキ

オール生ケーキかイミテーションケーキかは、選べる式場・選べない式場があると思うので
予算と共に聞いてみてください。

ケーキのデザインや大きさによって値段は変わるので、こだわりがなければ最も安いもので問題ないでしょう。

挙式費用

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

25万円  形式は人前式  進行とハーブによる生演奏を含む
どの形式でも同じ値段でした。

挙式の形式によって値段が変わる式場も多いです。
牧師さんに誓いの言葉を述べるキリスト教式や神社で行う神前式などがありますが、ゲストの前でお互いに誓いの言葉を述べる人前式が最も安いことが多いです。

お値段控えめな形式はお伝えしたものの、
結婚の契りという一生に1回とも言える節目となるので、
「節約したいから〇〇式」という選び方ではなく、
こだわって決めるのがいいかなと思います。

人前式にしたいけど、恥ずかしいという方
恥ずかしいと思った方は、もしかすると自分たちで声を揃えて誓いの言葉を全て言うといった形式をイメージされたのではないでしょうか。
そのような形式もありますが、友達や司会者の方に誓いの文章を読んでもらってもいいですし、
お互い手紙のような形で誓い合うのもアリです。
恥ずかしいから人前式にする勇気がない方は、プランナーさんに相談してみるといいと思います

会場設備費

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

27万2000円  
会場費(披露宴会場、待合、着替え室、クロス・ナフキン代)
プロジェクター、スクリーン、音響オペレーター

式場、控室、着替え室といった部屋から、プロジェクターなどの音響設備などの費用です。
相場は20-40万。
ゲストの人数で決まる式場もあれば、披露宴会場ごとに決まる式場もあります。

お日柄が良くない日であったり、平日だったりすると割引してもらえることも。
契約前に交渉してみるのもアリです。

しかしトキハナハナユメ結婚スタイルマガジンといったウェディングフェア予約サイトからフェアの予約・結婚式の予約を行うと得点や割引が得られ、かなり負担が変わってくるので絶対にチェックしよう。

これらのウェディングサイトについての詳細はこちらの記事から

ブライダルフェアなどでこのあたりがいくらになるのかしっかり把握しておこう

衣装

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

新婦 88万円(ウェディングドレス52万、カラードレス27万、ベール、シューズ、インナー、イヤリング)
新郎 16万円(タキシード、シューズ3万円、タイ挙式用、タイ披露宴用、チーフ)
太字は購入

ウェディングドレスもカラードレスも花嫁がよく着る価格帯は20万~35万。

ウェディングドレス、高かった。
両親がドレス代は出してくれると言ってくれていたため、
値段は気にせず、似合うドレスを選びました。
試着した後に値段を教えてくれるんだけど、
30万以上のものばかりだった。
ドレスショップには予算は特に言っていませんでした。

新郎はシューズを購入しているので、レンタルにしたら安くできると思います。

ドレスで節約したい場合は「〇〇万台でドレスを探しています。」と予算をしっかり伝えよう。
インナーはドレスショップで購入するより自分で購入する方が確実に安いです。
ただし、自分で購入する場合は、ドレスからインナーがはみ出たりしないよう確認が必要です。
シューズなど、レンタルできるものはレンタルした方がお安くなります。

メイク

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

17万円8000円  
新婦メイクリハーサル・アテンド、新婦お色直しメイク・ヘア、新郎メイク 含む
1,400円 
ベルベットリボン ヘアアレンジ用

新郎のメイクはオプションとしてつける人、つけない人両方いますが、普段あまりヘアセットなどをしない方はつけるのがおすすめです。

うちの夫は髭・眉毛が濃い目なんだけど、
メイクしてもらったらビジュアルが確実によくなっていた!
特に髭の青い感じがなくなっていて、普段より写真写りよかった。
大量に写真を撮ってもらったから写真写りいいのは影響大。

ヘアメイクリハーサルとは、メイクさんと打ち合わせをしながら当日のヘアメイクを決めることです。
当日は専門のメイクさんがつきっきりでメイク直しやヘアの整えをしてくださる(アテンド)ので、写真写りも安心できます。

当日はプランナーさんよりメイクさんが側にいてくださるよ

メイク費用はフェア参加時の見積もりから外されていることが多いので、忘れずに入れてもらいましょう。ちなみにメイクアップアーティストさんを指名した場合は指名料を取られると思います。

ブーケ・ブートニア

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

ブーケ   1万8000円 持ち込み
ブートニア 3000円   持ち込み
高砂装花  15万円
ゲストテーブル装花 4万8000円(8000円×6テーブル)

ブーケを式場で頼んだ場合の相場は2万~5万。
持ち込んだ場合は式場で頼むより安く済ませることができます。

また装花については、相場はメインテーブルで4〜10万、ゲストテーブルの装花で4千〜1万円です。

食べ物に触れる可能性のある高砂装花とゲストテーブル装花は持ち込みできなかった。
最低ランクの価格でお願いしました。

式場で頼んだ場合の価格の仕組みを確認しましょう(ランクごとに価格が上がっていくなど)。

引き出物

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

親戚 6万8900円(5300円×13)
友人 5万2800円(4400円×12)
親戚にも友人にもカタログ+引菓子を宅配しています。

ちなみに引き出物の相場はご祝儀の10%程度と言われています。

遠方から来るゲストもいたので、宅配がいいなと検討していたところ、
式場で頼むよりコスパがいい外注を見つけたので利用しました。
同じ質なら、仲介手数料などが含まれていない外注の方が安く済むよ

式場で頼むよりも外注する方が基本的に安くなります。
予算を確認し、検討しましょう。

引き出物に関するより詳しい記事はこちら

ペーパーアイテム

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

招待状 1人あたり約150円
 紙 1500円
 切手代 2000円
 シーリングワックスビーズ 720円
 シーリングワックススプーン 1100円
 シーリングハンドル 1500円
テーブルナンバー
 クリップ・ペーパー 220円(共に百均)
席札 1人あたり約30円
 ミラータイル 1400円(百均)
メニュー表
 画用紙 100円(百均)
席次表
 A3サイズ額縁 100円(百均)

もし式場で頼んでいた場合、一人あたり招待状は550円、席札は200円、メニュー表は250円かかっていたので、
かなり節約になりました。

シーリングワックスにこだわってアイテムを揃えたから
少し高くなった!
こだわらなければもっと安くなるんじゃないかな。

ペーパーアイテムやウェルカムスペースの装飾・ウェルカムミラーなどは基本的に自分達で作り上げるか外注した方が安くすみます。

写真・カメラマン

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

20万円 写真700枚+カメラマン指名
契約後に式場開催のアイテムフェアに参加すると、A3キャンバスボードが無料でつけられました。 

式場カメラマンの相場は10万~30万ほど。
カメラマンを持ち込む場合は持ち込み料+カメラマン依頼料となります。

私たちはカメラマンを指名したよ
事前にカメラマンのインスタグラムをチェックして
どのような写真を撮ってもらえるかを確認しておく
そうすると後で「思った通りの写真じゃない!」
と後悔することを防げる!

持ち込めるかどうか確認してみましょう(そもそも持ち込み不可の式場も多いです)。
ただし、式場提携のカメラマンの方が「式場のどこから撮ればいい感じか」はわかっていると思います。
メリットデメリットを踏まえ、よくよく検討ましょう。

ムービー

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

ダイジェストムービー 18万円 
オープニングムービー 2,800円 テンプレート購入

ムービーにはいくつか種類があり、一般的には以下のような種類があります。

  • オープニングムービー 披露宴冒頭で流れる新郎新婦の紹介動画
  • プロフィールムービー 披露宴新郎新婦中座中で流れる新郎新婦の生い立ち・出会いの紹介動画
  • エンドロールムービー 披露宴最後で流れるお礼を伝える動画
  • ダイジェストムービー 披露宴の最後に流れる当日撮影した振り返りの動画

ダイジェストムービーは性質上、事前に作ることや外注して持ち込むことはできないので、
式場に頼むことが前提となります。

ダイジェストムービーは高かったけど、
してよかったなと思える演出です。
その分オープニングムービーとエンディングムービーは
自作して節約したよ。

司会者

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

7万円

司会者については特に価格交渉はする部分ではないかと思います。
持ち込む場合はお安くなるかもしれません。

持ち込めるか確認してみましょう。

両親への贈呈品

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

三連時計 3万9600円(お互いの両親、自分たちで3つの時計がセットになっている)
子育て感謝状 700円

家族のつながりを大切にしたい気持ちに近い物を探した結果、1枚の無垢材から作った時計にしました。
三連時計は新郎新婦を真ん中に、3つの家族がひとつの木目で結ばれるという意味合いです。

三連時計

子育て感謝状は、家族と写った小さい頃の写真、夫婦の写真、感謝の言葉を入れた写真立てです。
ダイソーの1つ300円の商品を使っています。
価格は抑えられるけど温もりはあったのではないかと思います。

フォトフレーム

プチギフト

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

2,000円 Lotus Biscoff というシナモン風味のビスケット2枚をラッピングしたもの

お菓子以外にもハンドクリームなどプレゼントされる方もいます。

プチギフトは個人的には高くなくてもいいのではないかと思います。
感謝の気持ちを伝えることに重きを置きましょう。

お礼・お車代など

実際に筆者の結婚式でかかった額がこちら

小学生以下ゲストへの席付ギフト 600円×4 すみっこぐらしの雑貨やお菓子の詰め合わせ、絵本
リングボーイへのお礼 2000円 好きなキャラクターのぬいぐるみ
お車代 1人あたり1万円 
スピーチのお礼 3000円 水族館のチケット

お車代は全額負担するパターンや、一部負担するパターンがあります。
遠方から来てくれるゲストの交通費を計算し、片道平均として1万円負担しました。

お車代はゲストから不満が生まれないように
統一した基準を作って渡すことがポイント

席付ギフトは、式が退屈にならないようにその子が好きなものをプレゼントするのがおすすめです。

小学生以下のゲストのご両親に
事前リサーチしてプレゼントを選んだよ!

受付・スピーチなどをしてくれたゲストへのお礼についてはこちら

花嫁美容

実際に筆者の結婚式でかかった金額がこちら

眉毛ワックス脱毛+まつげパーマ 6,600円
シェービング(襟足・背中・腕・デコルテ) 7,200円
背中・二の腕痩身 12万円
ネイル 2,000円

例えば、シェービングやダイエットなど、自分で完結できる方は特にお金をかける必要はありません。
プロの力を借りたパターンとして参考にしてもらえたらと思います。

美容のタイミングや失敗談はこちらから

その他

実際に筆者の結婚式でかかった金額がこちら

ウェルカムスペース 2,000円 ワイヤーネット、刷毛、ペイント、ラッカー塗料、写真用紙、ミラー(ミラー以外全て百均)
レターセレモニー  440円 麻紐、封筒、紙、クリップ(全て百均)
お車代封筒     220円 封筒、慶事用筆ペン(全て百均)
受付        220円 フォトフレーム(全て百均)新婦列と新郎列を分けるために作成

こまごまとしたアイテムは百均で取り揃えました。

結婚式前は頻繁に百均ラウンドしすぎて
どこに何があるか覚えてしまったたくらい笑
欲しいなと思うものが大抵揃っているんだよね。

筆者は使わなかったオプション

一通り筆者の結婚式で実際にかかったお金を項目別に紹介しましたが、これらには該当しないけど多くの人に関係あるかもしれない項目について紹介します。

ここで紹介すること以外にも
何か特別なことをするなら
追加費用がかかるよ

海外での結婚式やリゾート地での結婚式、またディズニーリゾートなどでのテーマパークでの結婚式などではさらに別の費用が関わってくるので注意しておこう

ブーケトス

ブーケトスをする場合はブーケトス用ブーケも必要となるので、値段が上がります。

二次会

「挙式・披露宴には招待出来なかったけど、一緒にお祝いしてもらいたいゲストがいる」といった場合等に二次会は行います。
式場で行う場合、レストランを貸し切って行う場合、居酒屋で行う場合など、会場によって会場代がかわってきます。
また衣装代や音響代、余興をするなら余興代がかかってきます。

心付け

式場スタッフにお礼をする場合は心付けとして現金を払う場合があります。
式場には費用をお支払いして結婚式を支えてもらっているため必ずしも必須ではありません。

これらを踏まえて

実際にどんなことに
どれくらいお金がかかるか
なんとなく見えてくると
結婚式のイメージも湧いてくるね

賢い・後悔しない節約術

今回は要した費用について紹介しましたが、実際にどう節約していけばいいかについても別記事でまとめているので、フェア参加前に読んでみてください!

結婚式の節約術に関する詳細はこちら

まとめ

結婚式は様々な項目の費用があります。
是非「節約してもいかな」や、「ここは譲れない」といった風に分けて考えてみてください。
節約したい花嫁さんの第一歩になりますよ。

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この記事を書いた人

ズボラ生活を送る卒花
結婚式の経験や生活のお得情報を発信
“無理せずちょっぴりお得に”
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